アメリカで10代での妊娠が減少か?出生率が過去最低を更新 性行為が減少しているらしい

アメリカで10代の妊娠が減少

日本では数年前から「草食系男子」だの「若者のセックス離れ」だのと言われていますが、どうやらそれはアメリカでも似たような傾向があるらしいです。

米国では2015年、ティーンエージャーの出生率が8%低下し、過去最低を更新した。10代後半の若年妊娠を減らす取り組みが奏功していることを改めて示すものとなった。
米疾病管理予防センター(CDCP)が発表した出生証明書に基づく暫定データによると、15─19歳の女性の出生率は1000人あたり22.3人で、2014年の24.2人から減少した。総出生数は22万9888人で、前年の24万9078人から減少した。

1940年に統計を取り始めて以来、ティーンエージャーの出生率は最低を記録し、ピークだった1991年に比べると64%低下している。調査をまとめた担当者は「毎年、過去最低を更新し、驚異的なペースで減少している」とロイターに語った。

引用 米ティーンエージャー出生率が一段と低下、2015年は過去最低 | ロイター

出生率低下の要因として考えられることは、10代の若者による性行為の減少や避妊手段の普及などが挙げられています。また10代で子どもを産んだママの大変さを描いたリアリティー番組の影響もあると指摘されています。

若者の性交渉は本当に減っているのか?かなり疑問があるけど

「妊娠の減少」ではなく「出生率の減少」というのが少しひっかかります。

やることはやってるけど、生まない決断を下す少女が増えた、というだけなんじゃないの?とも思えてしまうんですよね。

リアリティー番組の影響がかなり大きい

アメリカでは2008年から11年にかけて10代の出産が突然大きく減少した経緯があり、当初は不況の影響かとも思われていたもののその後リアリティ番組が原因となっているという研究結果が発表され話題になったことがあります。

リンク 10代の妊娠はリアリティ番組によって減少するのか? – GIGAZINE

性行為そのものの減少というより、リアリティ番組を通して10代での出産がその後どれほど大変な思いをすることになるかを知って、安易に産む選択を採らなくなった、というのが実際のところなんじゃないかという風に思えます。

リアリティ番組の中でも最も有名なものは

番組を見ている10代は約71%で、テレビ番組の中でも「最も人気」と評されていました。
引用 10代の妊娠はリアリティ番組によって減少するのか? – GIGAZINE

というほどに若者への大きな影響力を持っていたようです。

実際のところは誰にも分からない

性行為が減ったからこその出生率の低下なのか、それとも妊娠を警戒して避妊具を使う子らが増えたからこその出生率の低下なのか。

これは日本社会でも同じように本当のところは分からないと思います。「若者の恋愛離れ」なんてことを言うメディアもあるけど、実際のところ今では高校生カップルなんてすごく普通のことで、中学生でも彼氏彼女がいる子が多い時代です。

昭和の時代のアイドルが「デビュー前に彼氏がいた」なんてことあったら驚きですよね。でも今のアイドルならそれが普通によくあること。そのぐらい、昔に比べて今は恋愛の低年齢化が進んでいるわけで。

となれば初体験の低年齢化だって当然のごとく進むんだから、草食化が叫ばれる日本であっても実際のところ性行為が減っているのかどうかは怪しいところ。個人的には絶対増えてると思ってますけどね。

おわり

このニュースを取り上げたのは、実は「アメリカでも平均化が進んでいるのか!?」ということに驚きを感じたのがきっかけです。

自由の国アメリカでも、妊娠や出産を多くの子が「理想的な年齢の範囲内で行おうとしている」傾向にあるのかなと思ったら、なんか複雑な気持ちになったんですよね。

大多数の人の行動や考え方に合わせようとする国民性は日本だけで十分で、アメリカさんにはその逆を行っていてほしかった。そんな両国が手を取り合って世界を引っ張っていくからこそいい感じに世界のリーダーになれるんじゃないかなと。

そんな風に思っていたので、それがアメリカ社会もそこまで何でもアリではなくなりつつあるのかと思うと、ちょっと寂しいというか何と言うか。

その分だけ日本社会が今までより少し「何でもアリ化」していってるんでしょうかね。もしかしたらそうかもしれないな。