携帯電話の電磁波で「腫瘍」できる割合が上昇 – 携帯やスマホの電磁波は本当に危険なのだろうか?

スマホの電磁波

携帯電話の電磁波を高い線量で浴びせられたオスのラットは、脳や心臓に腫瘍ができる割合がわずかに高まるという研究結果を、米国立環境衛生科学研究所がこのほど発表しました。

報告書によると、今回の実験では2年間にわたって高い線量の放射線を毎日浴びせたラットを、放射線を浴びせなかったラットと比較して、脳と心臓の神経細胞に腫瘍ができる割合を比較した。
その結果、放射線を浴びせたオスのラット数百匹は2~3%の割合で脳腫瘍ができたのに対し、放射線を浴びなかったラットは1匹も発症しなかった
心臓に腫瘍ができる割合は放射線を浴びたオスで2~7%、メスは約2%。浴びなかったラットはオス、メスともゼロだった。

参考 CNN.co.jp : 携帯の電磁波浴びたラット、腫瘍できる割合上昇 米研究

携帯電話が発する電磁波と脳腫瘍や発がんの関係を巡っては、今のところ確固たる結論は出ていません。因果関係はないという報告がある一方で、今回の発表のように因果関係をうかがわせる研究結果もあります。

実際のところ、どうなんでしょう。

怪しい話も多い「携帯や家電の電磁波がヤバい」説

こういう人の言う「電磁波の影響で…」という話は、それただ注意力が散漫になっているだけなんじゃないの?という印象を受けます。

テレビやパソコンや携帯やゲーム機をぼけーっと見たりいじったりし続けていれば、そりゃ頭も常にボーッとしているだろうし、物事に集中できないのも理解できますよね。

自分のメリハリのない怠惰な生活を「家電の電磁波のせいだ!」とするのは、恩を仇で返すやばい奴の発想に近いものを感じて気味が悪いです。

因果関係を勘違いしたままでも、テレビやゲーム機から意識的に離れることによって次第に集中力やまともな精神状態(物事に集中できる状態)を取り戻せるならまあ結果オーライではありますが。

携帯いじると指先がビリビリ

こういう話はどこまでが本気で言ってるのか本人にしか分からないけど、もし本当にそんなに何かを感じるのであれば、少なくとも大多数の人に比べて自分はとても何かに敏感なのは確かなのだから、自分の身を守るために自分だけは携帯から距離を置いた方がいいのでは?

「こんなに感じるよ!みんなヤバいよ!」って、そんなこと言ってるのが何か怪しさを感じてしまうんですよね。「私は体質的にムリなので距離を置いた生活をしています」っていうなら真実味があるけど…まるで風俗に行きながら風俗嬢を説教するオヤジみたいな?(違うか

スマホを頭の近くに置いて寝ると頭がキーンとする

こういう書き込みは時々目にするから、スマホを頭の近くに置いておくことで何か違和感を感じる人は、いるにはいるんだろうとは思う。自分では実感できないけど、理解したいというか受け入れたい。

でもこんなこと言い出したら、ブラウン管テレビなんか隣の部屋にいたってテレビをつけたことが分かるぐらい「キーン」ってのがあったし、今この記事書いてる筆者の目の前にはPC本体とモニター2枚があって、「キーン」を感じようと静かに集中すればやはり感じられるし。

現代人ってバリバリ電磁波の中で生きているんですよね。もうそんな世の中になってから何十年かは経っているんですよね。

しかも今思ったけど、テレビやPCモニターから「キーン」を感じる筆者でも、スマホや携帯からそれを感じたことはないんですよね。それって、スマホや携帯の方がよっぽど電磁波が弱いってことなんじゃないんでしょうかね?どうなんだろう。

電磁波障害が怖い

もし本当にこの人がスマホを持たない理由が「怖くて」なのだとしたら、そこまでの怖がりであればスマホが無くても他の病気に既になっていることでしょう。

そこまでの神経過敏症な人間が健康に生きられるほど人生甘くねーっての。

スマホ用の電磁波吸収シート

今はスマホ用の「電磁波吸収シート」なるものまで販売普通に販売されているようです。
 

 

いわゆる霊感商法みたいなものでしょうか。個人的には、もし仮にスマホから発せられる電磁波が人体に悪影響を及ぼすとしても、こんなシートだけは今のところとても信用できません。

というか、こんなものを真に受けて使ってしまうような人たちが信じている「スマホの電磁波ヤバい説」なんて、それそのものの信ぴょう性が疑われても仕方ないのではないでしょうか。

精神的に不安定な状態にある人をカモにしようとしているようにしか見えない…。

 

おわり

スマホや携帯電話から発せられる電磁波の人体への影響については、世の中の関心度も高いから、世界中の多くの研究室で多くの調査がなされていると思います。

それでいて、今のところ決定的と言えるような証拠というか、影響があるという確たる結論は出せないでいる。

この、確たる結論が出せないでいることそのものが、一つの結論なんじゃないでしょうかね?研究数が少なければ話は別ですが、多くの人が「ヤバそうだ」と思っているにもかかわらず「ヤバいです」という結論が出せないでいるんですから。

まあまだ科学的に結論が出るまでには時間がかかりそうですが、いずれにせよ、何か違和感を感じる人はスマホから少し距離を置きつつ、そうでない人においてはあまり神経過敏や疑心暗鬼になりすぎないようにも注意したいものです。