競泳・萩野公介選手 「金メダルに一番近い小学生」がいよいよ五輪の金を獲りに行く

萩野公介

前回大会のロンドン五輪で高校生ながら銅メダルを獲得した競泳の萩野公介選手。

今回のリオ五輪では金メダルが期待される選手ですので、五輪をより楽しむためにも萩野選手のプロフィールやこれまでの歩みなどの情報をまとめてみました。

和製フェルプス 萩野公介

「フェルプス」は萩野選手が憧れているアメリカの競泳選手のマイケル・フェルプスから来ている。水の怪物と称されている選手。

プロフィール

名前:萩野公介(はぎのこうすけ)※「おぎの」と間違える人がいるが「はぎの」
生年月日:1994年8月15日(21歳)
出身地:栃木県小山市
身長:177cm
体重:71kg
趣味:AKB48

94年生まれということでフィギュアスケートの羽生結弦選手や俳優の山崎賢人さんなどと同い年ですね。

家族構成について

萩野公介選手は両親と本人の3人家族、一人っ子とのこと。

萩野選手の小学生時代

小学生時代の写真

大会の時は両親とも会場に出向いて父親は熱心にビデオ撮影をしていたといいます。アスリート家族によくある光景ですよね。でも母親は会場の緊張感に耐えられずあまりレースをよく見れないのだとか。

その代わりお母さんは萩野選手が不自由なく練習できるよう、水泳教室への送り迎えから始まってアスリートに重要な食事面など多方面で萩野選手を支えてこられたようです。

ちなみにご両親は水泳の経験者でも何でもなく、萩野選手に水泳を習わせたきっかけは単に「母自身や息子の友だちを作るため」だったのだとか。

萩野選手の幼い頃のエピソード

萩野選手は両親の結婚8年目にしてやっとできた子で、幼い頃は言葉の発達が遅く、3歳まではほとんど喋らなかったといいます。「家庭に問題があるのでは?」と保健所の人が調査に来たこともあるのだとか。

一人息子のそんな様子にお母さんは相当心配したそうですが、一方でお父さんは「言葉は遅いけど表情が豊かだ」ということで、ほとんど気にしていなかったといいます。

習い事は水泳の他にもピアノと英会話を習わせていたそうで、その中でも萩野選手が夢中になったのが水泳だったとのこと。

萩野公介選手の通っていた小学校・中学校・高校・大学

萩野選手の通っていた小学校は地元栃木県小山市の小山市立羽川西小学校。小学生時代にはもう既に抜群の才能を見せており、全国大会でも敵なし状態だったそうです。

ちなみにどれぐらいすごかったかというと、小学2年生の時にジュニアオリンピックに出場して優勝、幼稚園と小学生のカテゴリーで萩野君(当時)の出した日本記録がいまだに破られておらず、小学生時代から「金メダルに一番近い小学生」とその名をとどろかせていたとか。

中学校は栃木県宇都宮市にある作新学院中等部に進学、そのまま高校も作新学院高等部に進学し、大学は現在所属している東洋大学へ。

大学では北島康介選手を育てた平井伯昌コーチの元で指導を受けているそうです。

萩野選手が通っていたスイミングスクール

萩野選手はなんと生後6ヶ月で水泳を始め、幼稚園の時点で選手育成コースに入っていたそうです。ただその頃に通っていたスクールに関してはちょっと情報が見当たりませんでした。

小学校3年生からは栃木県宇都宮市の『御幸ヶ原(みゆきがはら)スイミングスクール』に通い、高校を卒業するまではずっとそのスクールで水泳をやっていたそうです。

この『御幸ヶ原スイミングスクール』、自宅から車で往復2時間もかかる遠いスクールで、そこに10年間もの間ずっと週6で通っていたそうです。もちろん送り迎えはお母さん。これはなかなか真似できることじゃないですよね。すごい。

萩野選手の食事について

萩野選手の食事は、高校時代まではお母さんが専門家の指導を受けながら作っていたそうです。

そしてその量はなんと1日4000kcal。しかも1日6食!

ちなみに一般的な成人の1日の摂取カロリー目安は2000kcalと言われていますので、カロリーだけでも一般人の倍です。しかも一般人とは違ってバランスを考えて野菜や果物も摂るわけですから、総量としてはすごいことになりそうです。

高校時代の食事内容は大体以下のようなものだったと萩野選手本人が語っています。

朝:ご飯、納豆、味噌汁、野菜ジュース、果物
午前中の休み時間:パン
昼:ご飯2杯、バランスの良いおかず、果物
練習前:おにぎりorパン、野菜ジュース、ゼリー飲料
練習後:バナナorゼリー飲料
夜:22時ごろからがっつり腹いっぱいに

もちろんこれだけ食事を摂ってもハードな練習を日々しているのですぐにお腹が減ってカロリーも消費されるのだそうです。ただこの1日6食の食事によって、少年時代には体があまり大きくなかった萩野選手も高校時代には十分な筋肉と脂肪がつけられたといいます。

ただ、練習がきつい時期になると昼と夜にそれぞれ1食あたり2000kcal摂っても体重が減っていってしまうのだとか。(おそろしい…)

萩野選手の練習について

萩野選手は個人メドレーを得意としているので、高校時代は得意な種目を多めに、4種目をバランスよく練習していたといいます。1日に泳ぐ距離としては多い時だと8,000〜18,000mぐらいも泳いでいたそうです。1日で(すごい

耐乳酸トレーニングという、全力で何本泳げるか?という練習を子供の頃からやっていたそうです。

練習時間は高校生の頃までは1日2時間半ぐらいだったとのこと。

ちなみに、値が高ければ高いほど「全力を出せている証拠」となる乳酸値が、他のオリンピック選手でも激しい運動後で約15ミリモルぐらいであるのに対し、萩野選手の場合はそれが約21ミリモルと、全力を出し切る能力に長けていることが分かります。

それは恐らく子供の頃からやっていた耐乳酸トレーニングの成果なのではないでしょうか。1回1回の練習への集中力が高ければ高いほど、その練習の意味が大きくなるので、長い目で見た時にそれはやがて圧倒的な差になるんでしょうね。

コーチも練習時から他の選手とは違うと絶賛しているそうで、しかもそんなキツい練習を明るい雰囲気でやっているという話もありますから、すごいことです。

ロンドン五輪での快挙

萩野公介選手が一躍有名になったのは、前回のロンドン五輪。北島康介選手に続き、史上二人目の高校生にしてオリンピック代表選出でした。(しかも偶然にも二人とも「こうすけ」という名前!)

当時まだ17歳ながら、400m個人メドレーで水泳界の巨人マイケル・フェルプスを破って見事銅メダルを獲得しました。しかも個人メドレーで日本人がメダルを獲得したのは萩野選手が史上初でした。そして現役高校生が銅メダルを獲得したのも56年ぶりの快挙でした。

萩野選手のAKBアイドルとの熱愛の噂

萩野選手は過去にAKB48の大島優子さん、それから松井珠理奈さん、この二人との熱愛の噂が立ったことがあります。

というのも萩野選手はガチでAKBのファンらしく、その中でも特に大島優子さんのファンであるらしく、また地元も同じ栃木県ということもあってか?一時期噂が流れました。

萩野選手は「ライブチケットが取れたら練習休んででも絶対に行く」と公言しているほどのAKBファンで、握手会にも普段から行っていたそう。なので熱愛の噂も出てもおかしくはないのですが……ただ何も確からしい情報は見当たりませんでした。

また松井珠理奈さんとの噂も、こちらはなぜそんな噂が出てきたのは意味不明なほど何も情報が見つかりませんでした。ただ一度『炎の体育会TV』で共演したことがあり、、その程度の話しか見つかりませんでした。

『炎の体育会TV』での松井珠理奈さんとの一コマ

『炎の体育会TV』での松井珠理奈さんとの一コマ

まあでも、萩野選手ぐらいのスターに取られるなら、AKBファンもどこか納得がいくというか。その辺の「一般の方」「IT企業経営者」とかに取られるぐらいなら好感度の高いアスリートと付き合ってくれた方がマシなのかもしれませんね。噂はそんなファンたちの願望が入り交じった結果出てきたものなのかも?

萩野選手のまぶたのタコ

萩野選手といえば「まぶたにできたタコ」が有名です。

萩野選手のまぶたのタコ

これはゴーグルによってできてしまうタコで、水泳選手としては名誉なもの。激しい練習を長年続けてきたが故にまぶたの上が固くタコになってしまうのだそうです。

右肘骨折で世界選手権欠場

2015年の世界選手権の際、萩野選手は右肘を骨折していて欠場を余儀なくされてしまいました。

骨折の理由は、さぞかしキツい練習を積んでいて疲労骨折でもしてしまったのかな?と思いきや……なんと、自転車での転倒

自転車に乗っていたら転んでしまい、それで右肘を骨折。その後はコーチから自転車禁止令まで出されてしまう始末。

とはいえその怪我による副産物として、泳げないもどかしさや普通に頑張ることのできる幸せを感じることができ、また怪我を機に人の話を聞く機会も増えたといいます。

萩野選手が持つ日本記録

萩野選手は現在、以下の4つの種目で日本記録を持っています。

  • 200m自由形:1分45秒23(2014年9月21日)
  • 400m自由形:3分43秒90(2014年4月12日)
  • 200m個人メドレー:1分55秒07(2016年4月9日)
  • 400m個人メドレー:4分07秒61(2013年4月11日)

萩野選手のこれまでの獲得メダル

これまでの獲得メダルは以下のとおり。もちろん次のリオ五輪では金メダルが期待されています。

萩野選手のこれまでの獲得メダル

 

おわり

子供の頃の一時期だけ「天才」と言われる子はちょくちょくいますが、小学生、中学生、高校生と成長してきても次々と年代ごとの記録を塗り替えながら「天才のまま」で大人になれる人はそうそういません。

前回大会はまだ本人も「目指してはいたけど本当にメダルを穫れるとは思っていなかった」と語っていたほど若い時でした。しかし今回は違います。明確に金メダルを獲りに行くオリンピックです。

今からその活躍が楽しみでなりませんね。応援しています!