ロボット記者が書いた西日本新聞の記事全文 ついに新聞記事も人工知能が…

人工知能の AI が作成した新聞記事が地方新聞の実際の紙面に掲載され話題になっています。

人工知能「ロボット記者」が書いた記事を掲載したのは今朝の西日本新聞朝刊。内容は天気予報の記事だとのことで、まあまだ他の難しそうな記事に比べたら比較的人工知能任せにできそうなジャンルの記事だとは思いますが、それでもついに新しい時代が近づいているような感じがして興味深いです。

ということで、その記事の紹介と、その記事を読んだ人やこの話題のニュース記事に対するネット上の反応などをまとめてみました。

人工知能が書いた新聞記事

「ロボット記者」が作成した天気予報(10日の福岡県福岡地方)

 おはようございます。今日から新学期がスタートする学校が多いと思います。1月10日の九州北部(福岡県福岡地方)の天気予報は、晴れ時々くもりでしょう。降水確率は午前、午後ともに10%でしょう。傘は持たなくても大丈夫です。

 日中の最高気温は11度、最低気温は6度となる見込みです。前日より最高気温は1度低く、最低気温は4度低いでしょう。平年と比べて最低気温は2度上回り、最高気温は平年並みでしょう。

 風は北西の風後北の風、海上では後北西の風やや強くなるでしょう。日の出は午前7時23分。日の入りは午後5時29分です。

 今日のお出かけには、コートを着ないと寒いでしょう。今夜の夜空は、よく見れば星が現れるかもしれません。

=2017/01/10付 西日本新聞朝刊=

元記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00010002-nishinpc-sci

福岡だとこの時期でもコートを着ないでお出かけできる日ってあるんですかね?その辺ちょっと分からないので微妙なんですが、まあ全体的には記事として通用しそうです。さらっと普通に紙面に掲載されてたら人間が書いてない記事だとは気付かないでしょうね。

と、なんとこの記事、AIが「1秒」で書いた記事だそうです。

天気予報の記事だからかなりの部分を定型化できそうではありますが、それにしても1秒で執筆だなんて聞けばやっぱりスゴいと思ってしまいます。

この記事に対する世間の反応

ただし、本物の AI は多分もっとすごい

筆者も「これをAIと呼んでいいのか?」という疑問を持ちながらニュースに触れていたんですが、やっぱりそう思うよね、という感じの投稿がちらほら目につきました。

正直、今のネット上の記事の中には結構少なくない割合の記事が、この天気予報記事を書いたシステムとほとんど変わらないであろうプログラムで書かれたものがはびこっています。

一般の人にはなかなか、本当に人が書いた記事と似非AIが書いた記事との区別はつかないと思うので意外かもしれませんが、膨大な記事数を毎日更新しているような情報サイトなんかではかなりの割合の記事がそんなんです。

例えば今、筆者が手作業でそのプログラムと同じような作業をしてみると…上の文章が下の文章に変化して「別物」になります。

一般の人にはなかなか、本当に人が書いた記事と似非AIが書いた記事との区別はつかないと思うので意外かもしれませんが、膨大な記事数を毎日更新しているような情報サイトなんかではかなりの割合の記事がそんなんです。

《↑これが一瞬で↓こういう風になる》

多くの皆さんにはちょっと、実際に誰か人間が書き下ろした文章と人工知能みたいなプログラムが記述した文章との違いは分からないと思うので驚かれるかもしれませんが、有り得ないぐらいの記事数を日々公開しているような情報系Webメディアなんかではほとんどのコンテンツがそういうものです。

これをプログラムだと何万通りどころじゃないほど多くのパターンで吐き出せます。なので別々のライターが、同じプログラムを使って同じ記事を“変換”しても、出てくる記事は被りません。

こんな程度のことはもう巷でジャンジャンやられていることなので、おそらく本物の AI となるともっともっと計り知れないほどのクオリティを発揮できちゃうんだと思われます。

現状でも、ユーザーが参考になるなと思ってじっくり読んでる記事が実は安物のプログラムで吐き出された記事だったりするわけですし、人間社会は今後どうなっていくんでしょうかね……