舛添疑惑の弁護士・佐々木善三ってどんな人?権力者御用達、何でも「問題なし」にしてくれる“プロ第三者”だった…

佐々木善三弁護士

舛添都知事の一連の疑惑に対する「精査」の結果報告会見がありました。内容は事前に世間が予想していた通り「問題なしで押し通す」ようなものでしたが、それ以上に舛添都知事が任命した「第三者の目」に注目が集まっています。

第三者の目として精査を担当したのは佐々木善三弁護士と、佐々木氏と同じ事務所の森本哲也弁護士の二人でした。この佐々木善三弁護士というのがどうもくせ者で、もう“プロ第三者”と言ってもいいような感じの人としてネットで話題になっています。

この記事ではそんな佐々木善三弁護士について、経歴から過去の“活躍”の内容や、今回の舛添疑惑についての擁護の仕方などをまとめてみました。

佐々木善三弁護士とは

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画像出典 にんじ報告

舛添都知事によると佐々木善三弁護士は

  • 仙台、水戸の地方検察庁検事正、東京地検特捜部で副部長を歴任
  • 特捜部時代には、多くの政治家絡みの事件を捜査し、政治資金の実務に精通
  • 弁護士になった後は、多くの企業・団体のメンバーとしても活躍

とのこと。

しかし「多くの企業・団体のメンバーとして活躍」の内実は…

  • ドリル優子事件の第三者委員会 → 露骨な証拠隠蔽工作を「問題なし」と擁護し、不起訴に
  • 東京電力の虚偽報告に絡む疑惑の第三者委員会 → 東電の言い分ばかりが通った報告書を提出して擁護
  • トヨタ自動車の元常務の麻薬密売容疑事件でトヨタ側に助言 → 不起訴に

権力者たちの犯した罪を「無かったこと」にするという意味での“活躍”をされてきた方のようです…。

ドリル優子事件とは

ドリル優子事件
画像出典 日刊ゲンダイ

「ドリル優子事件」とは、小渕優子議員の政治資金規正法違反事件で重要な証拠となるパソコンのハードディスクがドリルで破壊されたという前代未聞の露骨な証拠隠滅工作が行われた事件。

A4用紙14ページにまとめられた報告書の内容はハッキリ言って支離滅裂だ。

引用 ドリル優子事件 「無罪放免」のお墨付き与えた第三者委の詭弁 | 日刊ゲンダイDIGITAL

上記記事にあるように、この件でも佐々木善三弁護士は呆れた「第三者の目」で第三者委員会を務めていました。

まさに“プロ第三者”といったところでしょうか。

今回の舛添疑惑における佐々木弁護士の擁護内容

今回の舛添都知事の疑惑に対してもプロ第三者としての仕事をしっかりこなしていました。具体的な主張としては以下のとおり。

  • 絵画の購入は、外国人政治家との人間関係を深めるためのもので、不適切でも違法でもない
  • 漫画クレヨンしんちゃん購入は、適切ではないが違法ともいえない
  • 似顔絵まんじゅうは、政治的な付き合いのためであり違法ではないし、不適切でもない

似顔絵まんじゅうの購入が「政治的な付き合いのためであり違法ではない」とされるのであれば、政治的な付き合いでいくらでも有権者に利益供与ができてしまいそうですが…?

『厳しい第三者の目』の今回の人選にネットは…

態度の傲慢さに反感や嫌悪感を感じている視聴者が多かったようです。まあそういう態度でもしていなきゃこんな仕事をやり通せないんでしょうけれど…。

調査報告会見のフル動画

 

舛添都知事自身が選ぶ「第三者」による精査なんて意味がないという声は当初からありましたが、まさかこんなプロ第三者を選任してくるとは。誠実さの欠片も感じられない、本当に世間や都民を舐めきっていることがよく分かります。